きついバイトは給料が良いって本当？キツいと言われるバイトの時給を公開

誰しも、できることならキツいバイトはしたくないですよね。

でも、時給がよかったらどうでしょう。
正直、少しだけ考えてしまいませんか？

そこでキツいと言われるバイトは時給が良いのか調査しました。
(2021年8月調査)

「キツいバイト」ってなに？

「キツい」の基準は人それぞれ

そもそも「キツいバイト」とはどんなバイトでしょうか？

重い荷物を運ばなくてはいけないバイト、多くの人とやりとりしなくてはいけないバイト、色々思い浮かぶと思います。

どれも正解ですが、どれも不正解であるとも言えます。

体を鍛えている人からしたら、重い荷物を運ぶバイトは筋トレ代わりになるかもしれません。

コミュニケーション能力を生かしたい人からすれば、多くの人とやりとりするバイトは天職でしょう。

つまり、キツいの基準は人それぞれなのです。

よく耳にするキツいバイトの正体

とは言え、実際問題「キツい」と耳にするバイトもいくつかありますよね。

例えば、引っ越しや土木作業などの「肉体的ストレスが大きい」バイトは、誰もがイメージしやすいでしょう。

重たいものを運ばなくてはいけなかったり、ずっと立っていなければいけなかったり、あるいは寒暖の厳しい場所に居続けなくてはいけなかったり…
こうした性質から、肉体労働系はキツいバイトと言われやすいです。

また、肉体労働でなくても、キツいとされがちなバイトはあります。

例えば、袋詰めなどの単純労働系バイトは肉体的にはキツくないことが多いですが、単調な作業が繰り返されます。
そのため「精神的ストレスが大きい」として、単純労働系もキツいバイトとしてよく挙げられます。

学生バイトの代表格とも言える飲食店や小売店などは、見方によっては「肉体的にも精神的にもストレスが大きい」バイトと言えるでしょう。

ほとんどのバイトが、それぞれにキツい要素を持っています。
そのため、 自分にとっての「キツい」が何なのか知ることが重要 です。

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キツいと言われる8つのバイトとその時給

キツいと言われがちなバイトは、一方で高時給なことが多いです。
それぞれの特徴と平均時給を見てみましょう。

肉体的にキツいバイト

①土木系

土木現場のスタッフをサポートするのが仕事のアルバイトです。
基本的には現場での資材の運搬や廃材の移動、買い出しなどの雑務が中心ですが、重い資材を持って歩かなくてはならなかったり、階段の登り降りを繰り返す必要があったりと、肉体的ストレスは非常に大きいことが多いです。

給与面では日雇いなど単発で働ける現場が多い上、日給が基本にはなりますが給与も良いことが多いようです。

また、働いているだけで鍛えられるので肉体改造を考えている人には良いバイトかもしれません。

②引越し

家庭やオフィスなどの引っ越しにおける、荷物の運搬を中心としたバイトです。
最近では運搬だけでなく引越しのための梱包なども合わせて行うことも多いようです。

エレベーターの有無などでストレスの度合いは変わってくるものの、冷蔵庫や洗濯機など重い荷物を傷つけないよう気を配りながら運ぶのはかなり大変です。

土木系アルバイトなどと同様日給のバイトが多いですが、時給のものもあるようです。

③会場設営・撤去

スポーツや音楽など様々なイベントの会場設営・撤去に携わるバイトです。
会場テントや舞台となる雛壇の設置、音楽系イベントだと音響機器の運び入れ、大きな機器の運搬や組み立てなどが主な業務となります。

かなり体力を使いますが、その分給料は高く、またイベント自体を見られることもあると言ったメリットもあるようです。

ただし、昨今は新型コロナウィルス感染症の拡大の影響でイベント自体が減少しているため、求人も減っています。

精神的にキツいバイト

①検品などの単純作業

メーカーなどの工場で、出荷前の製品の品質をチェックしたり製造ラインの一部を負担したりするバイトです。

特定のルールにしたがって延々と同じ作業を繰り返すため、時間の進みが遅く感じると言われることもしばしばです。

しかし、とにかく単純作業なので仕事を覚えるのは簡単です。
延々続くルーチンワークが苦痛でない人からしたら、天国のようなバイトかもしれません。

②デバッガー

ゲームやアプリのバグを発見するために、発売前のゲームやアプリをプレイして不具合を確かめるアルバイトです。

アプリの操作をしてバグがないかを確認するため、用意された項目に沿ってゲームをプレイしたり、同じような作業を様々なタイミングで繰り返したりする必要があります。
自分の思うように遊ぶことはできず、純粋にゲームやアプリを楽しむことは難しいようです。

ただしリリース前のゲームをプレイできるというメリットもあり、人気のバイトです。

③コールセンター

コールセンターのバイトには、お客様からお問い合わせなどの電話を受けるインバウンドと、所定のマニュアルなどに沿ってお客様にこちらから電話をするアウトバウンドの２種類があります。

インバウンドではクレーム対応が多く、アウトバウンドではそもそもお客様に嫌がられるといったように、精神的なストレスが大きい仕事です。

基本的にはオフィスワークであるため、空調などの労働環境は良いことが多いようです。

肉体的にも精神的にもキツいバイト

①飲食店

飲食店といえば人気バイトの一つですが、一方でキツいと評判になりやすいバイトでもあります。

仕事はホールとキッチンで大きく分かれます。

• キッチンでは、平時から調理中立ち続け
• ホールでは、客の雰囲気により接客を苦痛に感じることもしばしば
• いずれの場合も、ラッシュ時はかなり忙しい

ただし、同年代のバイトが多いため人脈を広げることができるほか、まかないを食べられるなどメリットも多くあります。

②パチンコ

パチンコ屋のバイトでは、お客様の出玉やコインの運搬、おしぼりの交換、台の清掃などが業務の中心になります。

出玉やコインはかなりの重量になることがある上、基本的に立ち仕事なので肉体的ストレスは大きいと言えるでしょう。
また店内は非常にうるさいため、そういった環境が苦手な方にとっては精神的なストレスも大きい職場です。

ブラックバイトには要注意！

一般的に「キツい」と言われるバイトとは別に「ブラックバイト」と呼ばれる悪質なバイトも存在します。
以下のような特徴があった場合は、無理に続けず辞めることも検討しましょう。

• 一方的にシフトを増やされることが常態化している
• 試験期間などに休ませてもらえない
• 残業代が支払われない
• 売れ残りを強制的に買い取らされる
• バイトに必要なものが実費負担
• パワハラ、セクハラ等がある
• 辞めさせてくれない

「いきなり辞めるのはハードルが高い…」という場合は、以下に挙げる場所に相談してみるのが良いでしょう。

• 労働条件相談ほっとライン（厚生労働省）
• 職場のトラブル相談ダイヤル（全国社会保険労務士会連合会）
• 雇用環境均等部（東京都労働局）
• 労働総合相談コーナー（東京都労働局）

ブラックバイトの特徴と見分け方！具体的な事例をまとめてみた

得意な内容なら最高のバイトかも

肉体的ストレスが大きいバイト、精神的ストレスが大きいバイト、どちらのストレスも大きいバイトを、その給与と一緒に紹介いたしました。

やはり キツいバイトには給与が高いものが多い というのは事実のようですね。

しかし、どれだけ楽と言われるバイトであっても、始めたての頃は慣れてなかったり想定外のことがあったりしてキツく感じることは多々あります。

どうせキツい経験をするのであれば、あえて「ストレスが大きい代わりに給料も高い」というバイトをする選択肢もあるのではないでしょうか。

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