新卒社会人の貯金額は?月平均や100万円貯めるまでの期間を解説!

「新卒社会人って、毎月いくら貯めているんだろう…」
「新卒入社してから全く貯金していないけど、大丈夫かな?」

このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

物価は上がり続け、初任給は下り続けていると言われる現代において、貯金はもはや必須となっています。

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そこで今回は、新卒社会人の平均貯金額や、月いくら貯金しているのか、100万円貯めるまでの期間などを解説します。

この記事を読むことで、自分の貯金事情が全体に比べて多いのか少ないのか、またどうしたら貯金できるのか分かるようになりますよ。

 

この記事をざっくり言うと
✓ 新卒社員は平均で給与の5分の1を貯金している

✓ 20代で100万以上貯金があるのは約半数

✓ 結婚にかかる費用をかんがえると200万円ほどの貯金が望ましい

 

新卒社会人の貯金額は58万円

新卒社会人の貯金額は58万円

ソニー生命保険が行った「社会人1年目と2年目の意識調査2021」によると、新卒社会人が1年目に貯金する金額の平均は58万円です。

 新卒社会人の年収は250万円〜300万円と言われており、その約1/5を貯金に回している計算になります。 

ただし、同調査では貯金が0円の人も16.6%いました。また実際に50万円以上貯金している人は全体の40%程度で、全員がしっかり貯金しているわけではありません。

新卒社会人の月平均貯金額は48,000円

新卒社会人の月平均貯金額は48,000円

前述の新卒社会人が1年目に貯金した金額の平均は58万円であることを考えると、月平均およそ48,000円ずつ貯金している計算になります。

ここで、新卒社会人の初任給について見ていきましょう。厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」によると、学歴別の新卒社会人の初任給は次の通りです。

男性
大学院卒 23万8,900円
大卒 21万200円
高専・短大卒 18万3,900円
高卒 16万7,400円

大卒の場合は約21万円程度を初任給としてもらえているようです。ここから社会保険や税金を除くと80%程度になるので、16万8,000円が手取り金額ということになります。

そのうち48,000円を貯金しているということは、12万円は生活費に使っているということですね。

新卒社会人が100万円貯めるまでは21ヶ月かかる

新卒社会人が100万円貯めるまでは21ヶ月かかる

また毎月の貯金額が48,000円なら、21ヶ月同じ金額を貯金し続けられれば21ヶ月目で100万円貯まる計算になります。新卒2年目の冬には100万円あるということですね。

ここで、20代で貯金が100万円ある人の割合について見ていきましょう。金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)」によると、金融資産が100万円以上と回答した人は全体の50.1%でした。

 つまり、20代のうち約半分は貯金が100万円以上ない人ということです。 こうして見ると、全員がしっかり貯金できているわけではないのです。

そのため、もしあなたが新卒社会人で、いま貯金が一切なくても数年間かけて貯金すれば全体の半分以上に入れることになります。

新卒社会人が貯金するためにするべき5つのステップ

新卒社会人が貯金するためにするべき5つのステップ

では、新卒社会人の方はどのように貯金すればよいのでしょうか。貯金するために必要な5つのステップは次の通りです。

  1. 貯金する目的と目標を決める
  2. 生活するのに最低いくら必要なのか割り出し、毎月の貯金額を決める
  3. 目標額を決めて、宣言する
  4. 給料が入ったらすぐに一定額を貯金用の口座に移す
  5. 毎月の出費を家計簿に記録する

それぞれについて解説していきます。

貯金する目的と目標を決める

まずは貯金する目的を決める必要があります。例えば、この記事の内容を読んで「20代までに100万円あれば大半に入れるなら、まず100万円貯めよう」でも大丈夫です。

また100万円あれば、事故や怪我などおおよそのトラブルは解決できます。「何かあった時のためにとにかく100万円貯める」でもOKです。とにかく目的をはっきりさせましょう。

また、20代の人が就職の次に迎える人生のポイントに結婚があります。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、結婚に関する出費とその平均額は次の通りです。

項目 金額
婚約 54万円
挙式・披露宴 354.9万円
新婚旅行 61.4万円
新生活の準備 72.3万円
合計 542.6万円

つまり、およそ550万円が結婚するのに必要という計算になります。

とはいえ、この全額を夫婦のみが出しているわけではありません。結婚にあたりそれぞれの両親からの援助や、結婚式に参列した人のご祝儀は平均で420万円ほどだそうです。

つまり、結婚に関する出費で二人が実質負担するのは120万円程度。また何かあったときの貯蓄を考えると、200万円程度はあると余裕が持てそうです。

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このように、「結婚するために200万円貯める」という目的にするのもよいでしょう。

生活するのに最低いくら必要なのか割り出し、毎月の貯金額を決める

貯金する目的がはっきりしたら、次は現状の把握をしましょう。現在何にいくら支払っているかをはっきりさせるのです。

出費における主な項目には次のものがあります。

  • 家賃
  • 水道・光熱費
  • 食費
  • 交通費
  • 通信費
  • 交際費
  • 趣味
  • 病院代
  • 美容・衣服代

これらを全て割り出し、現在の収入から引くと毎月いくら貯金できそうか計算しましょう。

なお、毎月いくら払っているかは肌感覚ではなく、しっかり計算することをおすすめします。お金が貯まらない人の傾向として、「何にいくら使っているかの感覚がズレている」ことが多いです。

そのため、実際の出費額をしっかり計算したうえで、毎月必要な金額を割り出しましょう。

また出費額は「頑張ればこれくらいに抑えられる」ものではなく、少し多めに計算しておくことをおすすめします。突然の出費に備えられるだけの余裕を持って、毎月いくら貯金するかを決めましょう。

目標額を決めて、宣言する

毎月いくら貯金できそうか分かったら、目標とする金額や、達成するまでの期間を決めます。

金額は「貯金する目的と目標を決める」の章で紹介したように、自分が欲しい金額でOKです。そして、貯めたい金額を毎月の貯金額で割れば、達成するまでの期間が割り出せます。

目標達成までの期間も、少し余裕を持って出すのがおすすめです。特に20代半ばに入ると、友人の結婚式に参列する機会が増えるなど、突然の出費が必要になるケースがあります。

そして、目標額と達成するまでの期間が決まったら、それを周りに宣言しましょう。家族や友人、恋人など知人でもよいですし、SNSにアップするのも効果的です。

宣言することで、達成できなかったときの周りの目が気になり、自分を戒めることができます。達成に失敗したときの罰ゲームもあるとより効果は高まるでしょう。

給料が入ったらすぐに一定額を貯金用の口座に移す

貯金をするには、「先取り貯金」がおすすめです。先取り貯金とは、給料が入ったらすぐに貯金したい金額を別の口座に移すことです。

生活用の口座と貯金用の口座が同じだと、現在の貯金額が分かりづらく、貯金のモチベーションを下げる原因になります。そのため、口座は目的別に分けるのがおすすめです。

なお、貯金用の口座は後述する「定期預金口座」にしておくと、わずかではありますが利息で貯金が増えますよ。

毎月の出費を家計簿に記録する

また毎月の出費は細かく記録しておくことをおすすめします。

前述の通り、何にいくら使ったかは肌感覚ではなかなか分かりにくいものです。そのため、しっかり数字に落とし込んで振り返りができるようにしましょう。

家計簿と言っても、手帳のようなものに書くのではなく、「Money foword」や「Zaim」のような家計簿アプリを使いましょう。アプリで記録すると、楽に家計簿が付けられたり、過去の振り返りが簡単にできたりします。

新卒社会人が貯金するのに使いたい制度

新卒社会人が貯金するのに使いたい制度

新卒社会人の方は、貯金するときに次の制度を利用すると便利です。

  • 積立預金
  • 社内預金制度

順番に解説していきます。

積立預金

積立預金とは、毎月決めた日に普通預金口座から「定期預金口座」に一定額を移動させることで、貯金を積み立てられる制度です。

銀行が実施している制度で、多くの場合は普通預金口座と定期預金口座の両方を同じ銀行で開設する必要があります。

積立預金の振替日を給料日の翌日にすることで、自動で先取り貯金ができて自分で移動する手間が省けます。

 また定期預金口座にはわずかながら金利も付いているため、貯金しておくおけば少しずつ残高を増やすことが可能です。 

積立預金はいつでも引き出せますが、一度普通口座に移動させてからしか引き出せません。

社内預金制度

 社内預金制度は、銀行の代わりに勤務先が積立預金してくれる制度のことです。 

制度の利用は任意で、希望者は毎月の給料やボーナスから一定額が天引きされます。

また社内預金制度は厚生労働省により、0.5%以上の利率をつけるよう定められています。多くの積立預金よりも利率が高いため、より効率的に貯金が可能です。

会社が管理しているため、引き出しはいつでも可能。また退職すると金利分も含めた全額が返金されます。

ただし、社内預金制度は全ての会社で設けられているわけではないほか、近年では制度を廃止する企業も増えているようです。

まとめ

今回は、新卒社会人の平均貯金額や、月いくら貯金しているのか、100万円貯めるまでの期間などを解説しました。

新卒の頃から貯金する習慣が付いていると、何かあったときの備えができます。

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