大学生のバイト代平均や最高月収は?稼げる職種や業務内容を調査した。

大学生の多くはバイト代や親の仕送りで生活費や遊び、サークル活動などの出費をやりくりしています。

株式会社マイナビが調査した「2021年 大学生のアルバイト実態調査」では、大学生62.9%がアルバイトをしている結果に。

調査から、大学生の半数以上がアルバイトをしていることが分かりますが、大学生の月々のバイト代の平均をご存知でしょうか?

友達のバイト代は知りたくても聞きにくいものですよね。

今回は大学生のアルバイト事情についてバイト代や勤務時間の平均。また、最高月収、稼げる職種や業務内容と併せて解説します。

この記事をざっくり言うと

✓ 大学生の平均月収は約3.5万円

✓ 大学生がバイトで稼ぐために必要な時給と労働時間がわかる

✓ 大学生がバイトで稼ぎやすい職種がわかる

大学生のバイト代の平均月収は約3.5万円程度

平成30年度学生生活調査」によれば、大学生がアルバイトで稼ぐ年収の平均は401,500円で、月収に直すと約3.5万円であることが分かります。
また「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は1,099円でした。

一方で月5~6万ほど稼ぐ人や月1万円未満の人、アルバイト自体をしていない人がいることも事実です。

月々のバイト代は、主に実家暮らしや1人暮らし、理系や文系、国立大学、私立大学などで差が生じます。中でも実家暮らしの人の方が月の収入が多い傾向にあり、暮らし方や学校形態で目標とするバイト代は異なります。

大学生は、バイトの時間を増やして高額な収入を得ることは難しく、限られた時間での働き方を見直すことが重要です。

ポイントまとめ
  • 大学生平均月収は約3.5万円である
  • 大学生平均時給は1,099円である

大学生の平均的なバイト勤務時間

大学生の平均的なバイト代である月収3.5万円は、平均時給1,099円で週に10時間働けば実現可能です。
したがって、大学生の平均的なバイト勤務時間は1日3〜4時間を週3日程度と言えるでしょう。

学業やサークルとの両立を考えると、大学生のバイトとしてはちょうどよい勤務時間ではないでしょうか。

月収10万円以上稼いでいる大学生もいるって本当?

学業との両立の観点から、一般的にはバイトで高収入を得ることは難しいと考えられがちですが、実は月10万円以上のバイト代を稼ぐ大学生もいます。

そもそもアルバイトとは、パートタイム労働法が定める労働者の俗称です。
この法律による定義は「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される労働者の1週間の所得労働時間に比べて短い労働者」。

そのためアルバイトの収入に制限はなく、稼ごうと思えばいくらでも稼ぐことが可能です。

平均時給1,099円で10万円/月を稼ぎたい場合は、1日6時間を週4日、または1日7時間を週3日勤務することで達成となります。

ギリギリ実現可能そうな労働時間ではあるものの、学業やサークルとの両立を考えると無理をしなければならない場面も出てくるでしょう。
そんなに一人だけシフトに入れてもらえるのか、という問題もあります。

そういう方は、夏休みや春休みなどの長期休暇に集中して稼いだり、掛け持ちのWワークをしたりして解決することが多いようです。

いずれにしても、平均時給で月10万円の高額を稼ぐ場合は過度なハードワークを避けて効率よく働くことがポイントです。

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大学生バイトで稼げる職種や業務内容は?

バイトの時間確保が難しい大学生は「時間の融通が利く高時給バイト」を選ぶことが、効率的な収入アップの近道です。
また、大学生バイトで稼げる職種や求人の特徴は以下の通り。

  • 平日シフトの高時給バイト
  • 深夜シフトで稼げるバイト
  • 短期や単発の高額バイト

ここでは短期・単発の治験モニター深夜シフトのナイトワークの2つをピックアップし、稼げるバイトの特徴や注意点を解説します。

リスクもあるけど治験モニターで短期集中!

新しい薬の臨床データを提供し対価を得る治験モニターはリスクはあるものの、短期間で集中的に稼げる高収入バイトの1つ。

厳密には有償のボランティアで「バイト代=負担軽減費 (謝礼金)」を指し、時給で換算するとかなりの高収入を獲得できます。製薬会社や化粧品メーカー、健康食品が新製品を発売する治験などで、働き方は、通院か入院の2種類です。

謝礼の金額は、拘束時間や副作用リスク、条件、規制等で決まります。
メリットとデメリットはこちら。

メリット

  • 労働時間に対して高収入を得られる
  • 企業負担の健康診断の案件では健康維持のサポートを受けられる

デメリット

  • 副作用の可能性がゼロではない
  • 食事や運動、飲酒、喫煙などに制限があることも
  • 交通費は出ない場合もある

メリットは、高収入な点や企業負担の健康診断の案件などでは、健康維持のためのサポートを受けられる点です。
デメリットとして、用いられる新薬は理論上安全ということを確認できているものの、予期せぬ体への負担や副作用が生じる可能性がゼロではない点が挙げられます。

こうした不安要素については、治験の開始前にきちんと説明がされます。
参加中にも継続的に他の患者さんに見られた副作用などについて説明がなされ、治験に参加し続けるかどうか、意思確認をするようになっています。

もし不安を感じた場合は相談したり中断したりすることもできるので、必要以上に怖がらなくても大丈夫でしょう。

詳しくは厚生労働省のWebサイトにも書かれています。

治験モニターの収入例は以下。

  • 宿泊の場合:1泊1万円~2万円程度
  • 入院の場合:1週間10万円程度(治験内容で異なる)

案件によっては高額な謝礼金となり、稼ぎたい方はもちろん長期休暇などまとまった時間を確保できる方におすすめです。

治験モニターのバイトは高額な謝礼金をもらえる一方で、副作用リスクや注意点を事前に理解することが重要です。

ナイトワークは時給が2,000円以上になることも

時給が2,000円以上になる場合もあるナイトワークも、短時間で比較的多くのお金を稼げるバイトになります。

ナイトワークは接客をメインとするお仕事で、スナックラウンジガールズバーなどが主です。
営業時間は「夕方から深夜まで」「20時ごろから翌朝5時まで」などお店によって異なり、1日2時間~短時間勤務OKな場合も。

お店のコンセプトや経営体勢で異なりますが、時給は2,000円~3,000円となるケースもあり、高額バイトといえます。

メリットやデメリットはこちら。

メリット

  • 自由シフト制でシフトの融通が利きやすい
  • コミュニケーション能力がつく

デメリット

  • 昼夜逆転の可能性
  • 金銭感覚が狂いやすい

例えば「時間がない時は週に1回程度、時間に余裕がありとにかくお金が欲しい際は毎日働く」など柔軟に働き方を選びやすいです。接客自体が初めての方や、コミュニケーションに自信がなくても、自然と会話能力が身につきます。

一方で、勤務時間は夜がメインのため夜更かし癖が付いてしまう可能性や、稼ぎすぎて金銭感覚が狂ってしまう可能性があります。

ナイトワークの収入例は以下。

  • 1日5時間を週に3回勤務で月18万程度
  • 1日3時間を週に4~5回勤務で月15万円程度

ナイトワークは大学生活との両立や、バイトを始めた「目的」を見失わないようにすることが重要です。

高時給バイトにはリスクもある

高時給バイトは効率よく稼げる半面、いくつかのリスクがあります。

裏バイトに飛び付いてはいけない

時給や月給が高い高額バイトでも法律に違反する「裏バイト」は、携わると逮捕される危険性も。「楽に稼げる」「事務所のない会社」などのお仕事は、安易に飛びつかないようにしてください。

また健康に関わるリスクを孕んでいる場合もあります。
例えば、治験モニターには重い副作用が起きる可能性がありますし、大学に通いながらのナイトワークは体力的な負担が大きいです。

高給であるからには、それだけの理由があるということを理解している必要があります。

103万円の壁には注意!

その他にも、大学生がアルバイトで気を付けるべき点の1つとして「稼ぎすぎ」が挙げられます。
年収が103万円を1円でも超えると親などの扶養者が翌年に支払う税金が増え、世帯全体の手取り額が減ってしまいます。

自身の所得税も増えてしまうため、バイト代が高額になる場合は、年収の確定する11月までにご両親などと確認するようにしましょう。

ちなみに、こちらの記事では「バイトの税金」に関して解説しています。

バイトを掛け持ちするメリットとデメリット。事前に知りたい税金の注意点を解説

バイト以外の副業で収入を得ている大学生もいる

 

大学生の収入源としてバイトや仕送り以外の副業で収入を得ている大学生もいます。

副業とは「収入を得るために取り組む本業以外の仕事」の総称で、サイドビジネスや兼業と呼ばれる場合も。働き方の形態としてアルバイトや日雇い派遣、在宅ビジネスがあり、アルバイトと副業は雇用形態に違いが生じます。

副業と聞くと会社勤めのサラリーマンが取り組むイメージがつきものですが、大学生も副業を始めることは可能です。

副業は在宅ワークの場合が多く、バイトのような規則は少ないため、大学生活と両立しやすい働き方といえます。

大学生が副業を始めるメリット

大学生が副業をするメリットは3つあります。

  • スキルが身につく
  • 起業に繋がる場合がある
  • 能力次第で、バイト以上に稼げる可能性がある

お持ちのPCやスマホを使用して、隙間時間の活用や自由な働き方が実現します。

また服装や髪型などのルールや規則も少ない場合がほとんどで自由な働き方が可能です。自身のタイミングで働けるため、サークル活動や学業との両立もしやすいでしょう。

その他にもビジネススキルやパソコンスキルも身につき、スキルや仕事量次第でバイト以上に稼げる可能性もあります。

周囲との差別化に繋がり、就職活動において副業に取り組んだ経験は強みとなるでしょう。

学校生活に支障のない程度で副業に挑戦してみると、高収入への一歩に繋がるかもしれません。

大学生はバイト代以外のメリットやリスクも考慮して働こう

大学生のバイト代の平均は1ヶ月約3.5万円。

また、1人暮らしや実家暮らし、仕送り額、文系・理系、毎月の支出額等でバイト代に差が生じます。

平均を意識して「高額アルバイト」ばかりに目を向けると、不釣り合いな内容やリスクのあるバイトを始めてしまいかねません。あなた自身に合ったアルバイト収入を意識し、必要な収入に絞って働きましょう。

高額バイトをする際は、万が一のリスクや税金面の注意点を充分に考慮して取り組んでくださいね。